生前葬はいつからやるべきなのか?死の直前に口にする後悔の言葉から導く答えとは

2019年9月5日

こんにちは!
記事をご覧になってくださり、誠にありがとうございます。

生前葬と聞くと、

「死ぬ直前に行う、生きている間の葬儀」

というイメージをお持ちかと思います。

しかし、生前葬の本来の役割とは「生きている間に今までの人生に区切りをつける」ことです。

つまり、生前葬とは残された人生を悔いのないものにしていくためのステップと言えます。

今回は、『The Top Five Regrets of The Dying』という本を参考に、看護師が語る死に直面した方が口にした後悔のことばから、その答えを探ります。

(引用サイト: https://www.collective-evolution.com/2013/04/27/the-top-5-regrets-of-the-dying/

死ぬ前に口にした後悔の言葉

もっと自分のために、自分らしく生きればよかった

これは末期患者が口をそろえて話すことのようです。

ほとんどの人はやりたいことや自分の夢を、志半ばで諦めてしまいます。

しかし時が経ち、何かに挑戦するエネルギーが無くなっていく過程で、「諦めるかどうかは自分の決断次第であり、やらないことを選択してしまったのは自分自身であった」ことに気付くのです。

健康であるうちはそのことに気付かないですが、健康でなくなったときには時すでに遅いということなのでしょうか。

そんなに必死に働かなくても良かった

これは時代柄なのか、主に男性患者が語った後悔のようです。

働きすぎてプライベートの時間が無くなってしまった、もっと家族との時間を大切にすればよかったという後悔です。

言いたいことをもっと言えば良かった

私も含めてですが、他人との調和を求める結果、言いたいことをグッと我慢してしまうことが多いですよね。

そういったことが習慣化された結果、言いたいこと、出したい感情が抑えられてしまい、結果的に病気につながってしまったとのことです・・・

伝えたいときに伝えることの大事さを教えてくれる言葉だと私は考えます。

友人と繋がりを持ち続ければ良かった

自身の生活を必死に送っていると、友人との繋がりがつい希薄になってしまいます。

思い出を共有した昔からの友人と、もっと連絡を取り合い、繋がり続けていれば良かったと後悔するとのことです。

家族や友人も、元気なうちは当然存在するものと思うかもしれませんが、だからこそ、当たり前のことを大事にしていきたいと私は感じました。

自分の幸せをもっと追求すればよかった

この言葉は、驚くほど共通してくちにする言葉とのことです。

ついつい人間は、いつもの習慣や、物理的に心地よく慣れ親しんでいると感じる現状の立場に甘んじてしまう上に、変化を恐れ、他人の真似事をして生きていってしまいます。

笑っちゃうくらいひたむきな、無邪気な人生を取り戻したいと後悔するようです。

自分が何をしたいのか知り、どんな人生を歩みたいのかを考えてとにかく行動すること

この本を受けて、メンタリストのDaigoさんが、「後悔しない人生のための行動」という考察を動画にしていました。

Daigoさんは、「自分がどういう人間として他人の記憶にのこり、どんな人生を歩んでいきたいのかを考え、とにかく行動すること」

が後悔しない人生を送るために大事なことだと語っていました。

その結果、運動を始めたり、一芸を身につけたり、家族や友人と旅行をするなど人によって選択は自由だと言っています。

生前葬とは、

自分の人生を振り返り、これからの人生を悔いのないものにしていくイベント

と、我々は考えております。

家族や友人への感謝を伝えたり、今までの経験や一芸を表現したり、はたまたこれから挑戦することへの意志表明をする。

生前葬の活用方法は人により自由です。

そのきっかけを作るのに適齢はないと考えています。

何歳になっても、変化を恐れますし、自分の内側を他人に表現することは難しいものです。

もし生前葬を検討されたいのであれば、

自分がこの世に何をのこしたいのか、これから何をしたいのか考えるきっかけに生前葬を提案させて頂き、この記事を終わらせて頂きます。